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実践しなくて何がわかる!?

 私が学生の頃、実家に帰った時に夕食後にゴロゴロしてると父に急に言われたことがあった。「今晩、暇なら見張りのをしないか・・・。」

私は良く意味がわからなかったが、興味を持ったので詳しく話を聞いてみると、管理しているマンションの共用部分(エレベーターや通路)に何者かがおしっこやウンコをしていくという苦情があったと言うのだ。位置や場所から動物ではなく人間だという事だったので、数日前から男性社員に見張りをさせているとの事でした。

そして興味半分その夜、数日前から見張っている社員さんと一緒にゴルフクラブ片手に見張りをする事になった。結局朝まで見張ったが犯人は捕まえる事ができませんでした。しかしその事件からいろいろな事を学ぶことができました。

当社は不動産会社なので騒音の苦情が時々あるのですが、父は社員に向かって「騒音の問題を言われたら部屋に行って一緒にどれくらいの音がするのか聞いてきなさい。」「1晩でも2晩でも泊まって、本当に生活に支障をきたすほどの騒音なのか、体験してから話を進めないといけない。」と言っています。

何事も実践してお客さんの立場に立って考える、又、大家さんに対して最大限の誠意を見せてから改善策を提案をするという、提案の順番を教えてくれたのです。見張りの話でいうと何日も見張ってから防犯カメラや警報装置の提案をする。騒音の話ですと一緒に聞いて本当にひどいようだたら、防音シートを張ったり入居者に注意を促すということです。

近年便利になりすぎたような気もしますが、商売の基本姿勢である相手の立場に立って考える必要性、相手に誠意をみせる必要性を感じた出来事でした。




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